正規教員の退職後はどうする?初めてづくしの非常勤講師体験談

こんにちは!フルタイム正規教員を辞めて、時間の自由を手に入れている足立です。

4月からぼーっと生きていました。読書をしたり、家事をしたり、日々の時間にゆとりのある生活の中で、色々とアイデアも浮かんできたり…。

教育関係の仕事の業務委託やら、自分でサービスを考えることやら、することはそれなりに多くありました。

ただその中でも、とりあえず現場感覚は持っておきたいなと思い、公立学校の講師登録をしました。

初の高校定時制勤務

登録後、早速連絡が来て、勤務することに。

高校の定時制課程ということで、今まで経験したことのない未知の世界でしたが、夜に頑張って学ぶ姿に少し感動しました。

あとは、久しぶりに授業をする中で、「あー、授業するのはとても好きだなあ」と身にしみて感じました。

おそらく英語をこれから先使っていく生徒は、1割もいないでしょうが、それでも真面目に授業に参加しているのが純粋にすごい。(語彙力...)

英語を学び直したい生徒、どんどん進んで学びたい生徒など多種多様な生徒がいる中で、自分はどういう授業をするべきなのか考える日々ですが、この考える時間が楽しかったりします。

雑務は苦手でしたが、授業や教材研究は何の苦にもなりません。改めて好きな仕事だと感じています。

ほぼ初の中学校勤務

市内の中学校での勤務の依頼がありました。高校で働きながら、ちょっとしんどいなと思いつつもやってみることに。

中高一貫校に勤めてはいましたが、中学校単体での勤務は初。少し緊張しました。初任者研修時の初任者の代替教員としての非常勤。(今は、こんな制度があるのですね。素晴らしい。)年15回だけですが、お世話になっています。

中学生はとにかく元気。中1を主に担当しているので、アルファベットやbe動詞や一般動詞など、英語のスタート段階から学習がスタートします。

ずっと高校にいたので、新鮮でワクワクしました。bとdの区別、ローマ字の区別、be動詞と一般動詞の違いなど、小学校英語で慣れ親しんでいるものの、文法などを本格的に学ぶ中で、どう短く説明すればストンと落ちるかなと考える日々です。

とりあえず非常勤×複業はアリ

非常勤と違う仕事を掛け持ちする中で感じることは、とりあえずアリということです。

ただ、収入が非常に少ないので、妻子がいる家庭にはちょっと辛いかもしれません。(私も妻子がいます。助けてもらっています。)

自分の好きなことを考えること、時間のゆとりがあることは本当に貴重で、学生時代に戻った気分です。

人生を見つめ直す機会にちょうど良い働き方になっているなと実感しています。